ショートタリン阻害薬mH4による癌治療

米国モーガン州立大学との共同研究内容:

 

前立腺がんおよび乳がんでは、神経突起伸長ががんの進展に関与しており、転写因子Snailはこの過程を促進することが知られております。本研究では、Snailがエクソソーム分泌を介して神経突起伸長を誘導するという仮説を検証いたしました。

Snailを高発現するがん細胞由来エクソソームには、切断されたTalin1断片が主に含まれており、これらを神経前駆細胞に添加すると、神経突起伸長を示す細胞の割合および突起長が有意に増加いたしました。一方、short-Talin阻害ペプチドmH4は、Snailによる神経突起伸長およびAKT活性化を抑制いたしました。

以上より、SnailはTalin1を介してがん‐神経相互作用を促進する可能性が示され、mH4は神経突起伸長を伴う悪性腫瘍に対する有望な治療標的となり得ることが示唆されました。

 

Hwang BJ, Polanco G, Sane S, Almeida IC, Tsuzaka K, Denaro F, Rezvani K, Odero-Marah VA. Talin1 Mediates Tumor-Nerve Interactions in Prostate and Breast Cancer Cells. J Cancer 2026; 17(2):359-371.

 

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血中ショートタリンに

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